2013年3月28日木曜日

神戸国際松竹《ランメルモールのルチア》再上映のご案内


【お詫びと再上映のご案内】

322日(金)に行われた神戸国際松竹での《ランメルモールのルチア》アンコール上映におきまして、告知タイトルである2010-2011シーズン版ではなく、2008-2009シーズン版を上映するという事故が発生し、当日ご来場のお客様に多大なご迷惑をおかけ致しまして、誠に申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます。

上映素材に関する劇場側の確認ミスのためにこのような事故が生じ、お客様にご迷惑をおかけすることになってしまいました。今後このような事態が発生しないよう、劇場ともども、細心の注意を払って上映に取り組んでいく所存です。

《ランメルモールのルチア》2010-2011シーズン版の再上映が以下のとおり決定いたしましたので、ご案内申し上げます:

日 時: 4月21日(日) および 22日(月)の2日間
  
  両日とも午前10時より上映

なお、前回来場時、返金対応をさせていただくことができなかったお客様につきましては、半券のご提示でご覧いただけるよう劇場にて対応させていただきます。

また、その他のお問い合わせにつきましては、下記電話番号までご連絡ください:

神戸国際松竹 電話番号078-230-343011001800

この度ご来場いただいたお客様に、改めてお詫び申し上げます。
引き続きお客様にご来場いただけますよう、心よりお待ち申し上げます。

2013年3月26日火曜日

ザンドナーイ《フランチェスカ・ダ・リミニ》視聴 ※3/26更新

11作 ザンドナーイ《フランチェスカ・ダ・リミニ》
上映期間:413日(土)~419日(金)
指揮:マルコ・アルミリアート 演出:ピエロ・ファッジョーニ
出演:エヴァ=マリア・ヴェストブルック(フランチェスカ)、マルチェッロ・ジョルダーニ(パオロ)、ロバート・ブルーベイカー(マラスティーノ)、マーク・デラヴァン(ジョヴァンニ)
MET上演日:2013316日 上映時間:3時間32分(休憩3回)

第二幕 エヴァ=マリア・ヴェストブルック

2013年3月22日金曜日

深遠なる美しさ 《パルシファル》のみどころ


東条碩夫(音楽評論家)

キリストの体を突いた聖槍と、その体から流れる血を受けた聖杯(注)――この2つの秘宝をめぐって展開する物語《パルシファル》。

ドイツ・ロマン派の大作曲家ワーグナーが円熟の筆致で描いた最晩年の名作にふさわしく、その音楽は重厚壮大を極める。前作《ニーベルングの指環》が「劇的な激しさ」なら、こちら《パルシファル》は「深遠な美しさ」だ。第1幕中ほどでの場面転換から聖杯守護騎士団の合唱に続く音楽の豪壮雄大さ、第3幕での有名な「聖金曜日の音楽」の夢幻的な美しさ、続く場面転換の音楽の鬼気迫る不気味さ、全曲大詰めで救済と解放が訪れる瞬間から大波のように盛り上がりゆく音楽の荘厳な美しさなど、どれも一度聴いたら忘れられないほど素晴らしい。バイロイト音楽祭で先年この曲を指揮し好評を得たダニエレ・ガッティの、遅めのテンポによる叙情的な表現も聴きものであろう。

2013年3月21日木曜日

ワーグナー《パルシファル》視聴 ※3/21更新

10作 ワーグナー《パルシファル》 新演出
上映期間:46日(土)~412日(金)
指揮:ダニエレ・ガッティ 演出:フランソワ・ジラール
出演:ヨナス・カウフマン(パルシファル)、カタリーナ・ダライマン(クンドリ)、ペーター・マッテイ(アムフォルタス)、ルネ・パーペ(グルネマンツ)、エフゲニー・ニキティン(クリングゾール)
MET上演日:201332日 上映時間:5時間35分(休憩2回)

第二幕 ヨナス・カウフマン


第一幕 ルネ・パーペ


メイキング映像

2013年3月18日月曜日

至高の《パルシファル》!現地メディア評のご紹介


"フランソワ・ジラールの息を呑む演出は、ダニエレ・ガッティの荘厳で弧を描くような指揮と、高い演技力を誇るドリームキャストの演唱と相まって、音楽的に最高のレベルにまで導かれ、至高の《パルシファル》を生み出した。"AP

2013年3月7日木曜日

2013-14来シーズンラインナップ決定! 今秋公開予定

去る2月26日、メトロポリタン・オペラ(MET)の2013-14新シーズンのラインナップが、NYで発表されました。全26演目のなかから、選りすぐりの10演目が全世界でライブビューイングされます!

METが世界に誇る音楽監督、ジェイムズ・レヴァインの指揮棒が描く音楽の世界を、《ファルスタッフ》と《コジ・ファン・トゥッテ》で堪能。オープニングの《エフゲニー・オネーギン》はネトレプコが歌うタチヤーナ、《ウェルテル》ではガランチャとカウフマンが夢の共演、《ラ・チェネレントラ》はディドナートとフローレスが現代最高のベルカントをお贈りします。メトロポリタン・オペラの感動をスクリーンで体感する豪華10演目にご期待ください!



来シーズンラインナップの速報チラシはコチラ↓



2013-14シーズンラインナップ  今秋公開予定 
スケジュールは2013年2月26日現在、メトロポリタン歌劇場での上演予定日です。日本での上映は上演日から3週間後以降になります。上映日程や劇場等の詳細は、公式HPやチラシにて順次お知らせいたします。キャスト及び作品、スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

第1作 チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》 新演出
MET上演日:2013年10月5日
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出:デボラ・ワーナー
出演:アンナ・ネトレプコ、マリウシュ・クヴィエチェン、ピョートル・ベチャワ、オクサナ・ヴォルコヴァ

第2作 ショスタコーヴィチ《鼻》
MET上演日:2013年10月26日
指揮:パヴェル・スメルコフ
演出:ウィリアム・ケントリッジ
出演:パウロ・ジョット、アレキサンダー・ルイス、アンドレイ・ポポフ

第3作 プッチーニ《トスカ》
MET上演日:2013年11月9日
指揮:リッカルド・フリッツァ
演出:リュック・ボンディ
出演:パトリシア・ラセット、ロベルト・アラーニャ、ジョージ・ギャグニッザ、ジョン・デル・カルロ

第4作 ヴェルディ《ファルスタッフ》 新演出
MET上演日:2013年12月14日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:ロバート・カーセン
出演:アンブロージョ・マエストリ、ステファニー・ブライズ、アンジェラ・ミード、リゼット・オロペーサ、ジェニファー・ジョンソン・キャーノ

第5作 ドヴォルザーク《ルサルカ》
MET上演日:2014年2月8日
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:オットー・シェンク
出演:ルネ・フレミング、ピョートル・ベチャワ、ドローラ・ザジック、ジョン・レリエ、エミリー・マギー

第6作 ボロディン《イーゴリ公》 新演出
MET上演日:2014年3月1日
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
演出:ディミトリ・チェルニアコフ
出演:イルダール・アブドラザコフ、オクサナ・ディーカ、アニータ・ラチヴェリシュヴィリ、セルゲイ・セミシュクール、ミハイル・ペトレンコ、ステファン・コツァン

第7作 マスネ《ウェルテル》 新演出
MET上演日:2014年3月15日
指揮:アラン・アルタノグル
演出:リチャード・エア
出演:ヨナス・カウフマン、エリーナ・ガランチャ、リゼット・オロペーサ、デイヴィッド・ビズィッチ、ジョナサン・サマーズ

第8作 プッチーニ《ラ・ボエーム》
MET上演日:2014年4月5日
指揮:ステファーノ・ランザーニ
演出:フランコ・ゼフィレッリ
出演:ヴィットーリオ・グリゴーロ、アニータ・ハーティッグ、スザンナ・フィリップス、 マッシモ・カヴァレッティ、パトリック・カルフィッツィ、オレン・グラドゥス

第9作 モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
MET上演日:2014年4月26日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:レスリー・ケーニッヒ
出演:ダニエル・ドゥ・ニース、スザンナ・フィリップス、イザベル・レナード、マシュー・ポレンザーニ、ロディオン・ポゴソフ、マウリツィオ・ムラーロ

第10作 ロッシーニ《ラ・チェネレントラ》
MET上演日:2014年5月10日
指揮:ファビオ・ルイージ
演出:チェーザレ・リエーヴィ
出演:ジョイス・ディドナート、フアン・ディエゴ・フローレス、ルカ・ピザローニ、アレッサンドロ・コルベッリ、ピエトロ・スパニョーリ