2015年12月24日木曜日

《ルル》ニューヨーク現地評のご紹介

“まさに見事としか言いようのないMETの《ルル》だ…ビジュアル的にも目を見張り、素晴らしいパフォーマンスだった…まさにウィリアム ・ケントリッジのダークで奇想天外な芸術的感性と相性がぴったりと合っていた。”
―ニューヨーク・タイムズ

“四つ星!…新たな発見を与えてくれる舞台。” ―ファイナンシャル・タイムズ

“実にパワフル…マルリース・ペーターセンがまばゆいばかりに魅力的。”―ワシントン・ポスト

“まるで魔法にかかったように心を奪われる舞台…もしオペラに目指すべき理想像があるとしたら、まさにこの《ルル》だろう。”
―ニューヨーク・オブザーバー

“ケントリッジの果てしなく豊かな想像力は、まさに《ルル》という作品の世界そのものだ…現代最高のルルの名をほしいままにしているペーターセンは、意のままに役になりきっていた。”
―ウォールストリートジャーナル

“ウィリアム・ケントリッジが手掛けた幻惑的な新演出の舞台で、観客を惹きつけてやまないマルリース・ペーターセンの実に見事で官能的な演唱が繰り広げられた…今回が最後となる彼女の圧倒的なパフォーマンスは、オペラファンなら絶対に見逃すべきではない。”
―ハフィントン・ポスト

“ウィリアム・ケントリッジ演出によるMETの《ルル》は、すべてにおいて満点の舞台である…ケントリッジは、演劇に対する天性の感覚を持った偉大なビジュアルアーティストだ。
残忍でありながら知性的、その絶妙なバランスをとることで、ペーターセン演じるルルは抜群に輝いていた。…たまらなく魅力的に颯爽と歩く姿から、快活で敏捷な歌声、骨の髄まで染み込んでいるルルという役の歪んだ心理まで、柔軟に表現できるアーティストだ。”
―ニューヨーカー・マガジン


写真  (C) Ken Howard/Metropolitan Opera