2017年3月10日金曜日

《ルサルカ》ニューヨーク現地評のご紹介

 
 主演の可憐なソプラノ、クリスティーヌ・オポライスが率いる最強のキャスト陣。彼女は、艶のある歌声を響かせ、胸が締め付けられるほど繊細な演唱を披露した。おとぎ話「人魚姫」のオペラ版となるこの舞台は、衝撃的とも言えるほど闇のある、官能的なドラマになっている。メアリー・ジマーマンはMETで演出家としての真価を存分に発揮し、マーク・エルダーの指揮は燃え立つような演奏を引き出した。
―New York Times 

 METの新演出版《ルサルカ》はまさにオポライスの独擅場だ。大胆かつ華麗な演唱。王子役のブランドン・ジョヴァノヴィッチの歌唱は力強く、圧倒的な存在感がある。エリック・オーウェンズは、今回も迫力ある演唱を見せつけてくれる。心奪われる舞台演出。マーク・エルダーによる指揮で、ドヴォルザークの瑞々しい音楽が鮮やかに紡ぎだされる。
The Huffington Post

 ジェイミー・バートンの役になり切った熱いパフォーマンスに仰天させられた。彼女の歌唱を絶賛するのにピッタリの、最上級の形容詞など、まず見つからないだろう。
New York Observer
 
裕福だが虚しいこの時代にこそふさわしいおとぎ話。
The New Republic

クリスティーヌ・オポライスのまばゆいばかりの美しい歌声。星4つ!
Financial Times

©Ken Howard/Metropolitan Opera