オープニングは、昨年に引き続き、世界の歌姫アンナ・ネトレプコを迎えて贈る《愛の妙薬》新演出。大喝采のスタンディングオーベーションが延々と続いたという大成功の公演の現地メディア評を一部ご紹介します♪
鋭い洞察力に満ちた見事な新演出である・・・ネトレプコは、威勢よく、粗野な雰囲気で歌っていたかと思うと、次の瞬間、痛切かつ感動的な、輝きに満ちた歌唱を披露する・・・ポレンザーニの歌声はますます脂が乗ってきており 、舞台では見事全てを出し切っている・・・全体をとおして、この心理描写に富んだ《愛の妙薬》の新演出は非常に興味をそそられる舞台となった。―――The New York Times
観客が笑顔でオペラハウスを後にする、美しい旋律に満ちた人情喜劇でシーズンのオープニングを飾るのは最高だ・・・！ ネトレプコはいつものように、素敵な歌声と、魅惑的な演技で観客を虜にした・・・ポレンザーニこそが、この夜のスターだった。拍手喝采が鳴りやまない名アリア〈人知れぬ涙〉は特に魅力的であった。―――ＡＰ通信
魅惑的なオペラ作品の心躍る演出―――Huffington Post
ネトレプコとポレンザーニが歌う曲すべてが、金銀のような輝きを放っていた。特に、彼らが熱演を披露する〈告白の場〉で、彼女が彼を掴み、彼が膝をついて「ジョイア！」と叫ぶシーンは特筆に値する。そして、ポレザーニが歌う優美なアリア〈人知れぬ涙〉は数ある見所のなかでおそらく一番のハイライトだったといえるだろう。―――Theatermania
写真(C) Ken Howard/Metropolitan Opera
