2013年2月25日月曜日

大当たりの《リゴレット》!現地メディア評のご紹介

現地ニューヨークでは、マイケル・メイヤーの大胆な新演出が話題をさらっています。一足先におこなわれた北米でのライブビューイングでは、あの《アイーダ》を超えて、本作《リゴレット》が今シーズンの最高動員数を記録! 大絶賛の現地メディア評を一部ご紹介します♪

《リゴレット》、大当たり!

この演出を好きにならずにはいられないエンターテインメント性が弾けながらも、独創的で、妙に可笑しく、それでいて途方もなく切ない。マイケル・メイヤーの大胆不敵な演出は、人間の複雑で奥深い心情と、表面的なギラギラしたきらびやかさの両方を描き切っている。観客も最後には大喝采を送った。
――― Bloomberg


権力と悪がすべてをむしばんでいく物語が、独創的なヴィジョンを通して、現代の我々に生々しく迫ってくる。目を見張る豪華セット、きらめく衣装この世界観に思いっきり身を投じている強力な主要キャスト陣。ディアナ・ダムラウは息を呑むほど魅力的ジルダを歌い、公爵役のピョートル・ベチャワは、存在感ある堂々とした美しいテノールを披露している。
―――The Wall Street Journal

リゴレットを演じるジェリコ・ルチッチの歌声は豊かに響き、身体に沁み渡るようでありながら、一途で誠実だそしてフレージングは何ともしなやかでエレガント
――― The New York Times

観客をたまらなく楽しませてくれる大胆な演出
――― Associated Press 


写真(C) Ken Howard/Metropolitan Opera