2012年11月6日火曜日

現地ニューヨークで大絶賛!《テンペスト》現地メディア評のご紹介

「ブリテンの再来」と評される若き天才作曲家アデスと<リング>演出の「映像の魔術師」ルパージュがタッグを組んだ、《テンペスト》。MET初演・新演出の本作は、10月23日本国で初日を迎えました。日本上陸を12月8日(土)に控えた話題作の現地メディア評を一部ご紹介いたします!

アデスの幻想的な音楽は…強烈なオリジナリティにあふれ、深く心に残る音で満ちている。―――AP通信

本公演は稀にみる芸術性の高さである…キーンリーサイドは繊細な歌唱力を披露し、存在感を持って観客の視線を一身に集めた。 ―――フィナンシャル・タイムズ
ルパージュによる、知性を刺激する見事な舞台。―――クラシカル・レビュー紙

トーマス・アデスによるこの傑作は、ここ数年来で最も魅惑的かつ独創的で、私的なオペラである…ロベール・ルパージュの幻想的な舞台は…カリスマ的バリトンのサイモン・キーンリーサイド率いる豪華キャストにより演じられ…オードリー・ルーナはまばゆいばかりの魅力を放つ妖精アリエルを完璧に演じた。ジャスミン・カトゥダルによる創意にあふれた舞台美術は観客を魅了し…アデスのタクトは、オペラの持つ煌びやかさや緊迫感を、立体的に、優れたMETオーケストラから引き出した。―――ニューヨーク・タイムズ


写真 © Ken Howard/Metropolitan Opera