2013年12月25日水曜日

《ファルスタッフ》 現地メディア評のご紹介

先日METで開幕し、大絶賛を受けている《ファルスタッフ》新演出。現地メディア評を一部ご紹介いたします!

華やかな舞台、目が釘付けになる衣装の数々、機知に富んで考え抜かれたドタバタ劇において、METの新しい《ファルスタッフ》に匹敵する舞台は、ブロードウェイにも多くはない” 
―ニューヨーク・タイムズ

と完璧な夜だろう。ヴェルディ最後の作品の新演出は、ファルスタッフが前夜の酒宴から目覚める冒頭から、次に始まる晩餐会のテーブルの上に勇ましく立ち上がる最終場面まで、何とも愉快である…マエストリは役に面白さと奇妙な威厳の両方をもたらしている。道化者として演じられやすい役に、より深い奥行きが与えられた 
―ブルームバーグ・ニュース


素晴らしいキャスト陣を率いるのは、ファルスタッフ役を完全にものにしている、イタリア出身の最強のバリトン、アンブロージョ・マエストリ。彼はファルスタッフを憎めないろくでなしに演じ、イタリア人ならではの歌いっぷりを披露した
―ニューヨーク・タイムズ

ジェイムズ・レヴァインは膨大な音が入り組んだスコアに、情熱と優しさを随所に煌めかせながら、指揮者として全てを掌握していた WQXR

キャスト陣は即興の集団劇の息もつかせぬ面白さで、舞台を創り上げた…クイックリー夫人役のステファニー・ブライズはマエストリと全く互角の馬力でスターパワーを放出していた" 
―ニューヨーク・マガジン