先日、アメリカン・フットボールの一大イベント「スーパーボウル」で国家斉唱するなど、4度のグラミー賞に輝く現代を代表するスーパーソプラノ、ルネ・フレミング。彼女が当たり役を歌う《ルサルカ》の現地メディア評を一部ご紹介します!!
―ニューヨーク・タイムズ
“ソプラノのルネ・フレミングは、ルサルカとして、この世のものとは思えない美しい姿と歌声を披露した。彼女の落ち着き、澄み切った、光沢のある声は、人間の魂を切望する精霊の役にまさに理想的。魔法によって喋ることが出来なくなった第二幕においてさえも、フレミングは哀れなアウトサイダーを感動的に演じた。歌唱も言うまでもなく素晴らしく、ルサルカが自らの孤独を嘆き悲しむ、オペラの最も有名なアリア〈月に寄せる歌〉を、うっとりするほど美しく歌い上げた。”―ニューヨーク・ポスト
“ルネ・フレミングはいままで彼女が歌ったほとんどあらゆる役を自分のものにしているが、ルサルカの場合は特にそうだ。水晶のように澄み渡り、きらりと光る彼女の声は、この上なく魅惑的。”
―ハフィントン・ポスト
“王子を歌うピョートル・ベチャワは、素晴らしかった。”
―ニューヨーク・タイムズ
写真:(c)Ken Howard/Metropolitan Opera